貸出LANマネージャー11 − 動作環境・仕様
パソコンでできる貸出管理システム(各種リーダー対応)
- 複数のPCで個人データ、貸出品データを共有して物品の貸出返却を管理
- バーコード、QRコード、ICなどを読み取って物品を貸出/返却
- 物品の貸出状況(貸出中、貸出可、返却延滞中)や貸出返却履歴を随時確認
- 貸出時に既存貸出中件数を表示して既存貸出中がある人への貸出可否を制御
- 返却時に未返却分(返却されない分)の件数を表示して残りの貸出中を確認
- Windows11
- Windows10
貸出管理ソフトウェア製品・ラインアップ
-
動作環境
OS(基本ソフト) - Microsoft Windows 11
- Microsoft Windows 10
CPU/メモリ お使いのOSが推奨する環境以上 ハードディスク 2GB以上の空き容量 ディスプレイ 解像度 1280×1024以上 CD-ROMドライブ 本ソフトウェアのインストール時のみ必要です。 -
システム基本仕様
- 本ソフトウェアをネットワーク経由で起動することはできません。
- 本ソフトウェアの共有データベース(貸出管理用データベース)は、本ソフトウェアのメインシステムがインストールされているパソコンのハードディスク内で管理されます。
- 本ソフトウェアを使用する場合、インストール先フォルダを共有フォルダ(読み取り、変更が可能な状態)にする必要があります。
- 本ソフトウェアのシステム本体やデータベースを共有サーバーやクラウドに配置して使用することはできません。
-
システム構成イメージ
-
-
-
貸出LAN
マネージャー11 -
メインシステム
(管理システム)
用パソコン -
サブシステム
(貸出返却システム)
用パソコン
1〜3台 -
サブシステム用
リーダー機器
※未使用でも運用可能-
- ICカードリーダー
- バーコードリーダー
- QRコードリーダー
- 磁気カードリーダー など
-
-
-
-
- ※貸出LANマネージャー11 Pack1 は 1ライセンスで2台のPC(メインシステム×1とサブシステム×1を別々のPC)にインストールして使用できます。
- ※貸出LANマネージャー11 Pack2 は 1ライセンスで3台のPC(メインシステム×1とサブシステム×2を別々のPC)にインストールして使用できます。
- ※貸出LANマネージャー11 Pack3 は 1ライセンスで4台のPC(メインシステム×1とサブシステム×3を別々のPC)にインストールして使用できます。
- ※貸出品情報の読み取り用としてパソコンに接続できるリーダー機器は1台のみです。
- ※個人情報の読み取り用としてパソコンに接続できるリーダー機器は1台のみです。
- ※パソコンに接続して使用できるキーボードインターフェース(キーボードエミュレーション)仕様ではない非接触ICカードリーダー/ライターは1台のみです。
- ※リーダー未使用でも運用可能です。リーダー未使用時はID情報(貸出品コード、個人ID)をキーボードから入力できます。
- ※使用できるリーダー機器のタイプはこちらをご覧ください。
- ※リーダー機器は別売です。パソコンは別途ご用意ください。
-
-
データベース仕様/システム概要図
-
データベース仕様(管理可能なデータ件数)
-
貸出品マスタ 最大5万件 個人マスタ 最大5万件 月間ログデータ 月ごとに最大10万件(1回の貸出、または返却を1件として換算)
-
-
システム概要図
-
- 貸出管理DBにより、貸出品情報(貸出品マスタ)と貸出先の個人情報(個人マスタ)が管理されます。
- 月間ログDBにより、貸出返却の履歴情報が月単位で管理されます。月間ログDBは毎月自動的に作成されます。
-
-
貸出品、個人の識別方法
-
ICカード、IDカード(バーコードカード、QRコードカード、磁気カード)の読み取り内容と貸出品、個人の識別方法
-
- 使用するICカードの規格がFeliCa(フェリカ)の場合、ICカードの固有ID(IDm)を読み取って貸出品、個人を識別します。
- 使用するICカードの規格がMifare(マイフェア)の場合、ICカードの固有ID(UID)を読み取って貸出品、個人を識別します。
- 使用するIDカードがバーコードカードの場合、バーコード値の全部、または一部を読み取って貸出品、個人を識別します。
- 使用するIDカードがQRコードカードの場合、QRコード値の全部、または一部を読み取って貸出品、個人を識別します。
- 使用するIDカードが磁気カードの場合、磁気データ値の全部、または一部を読み取って貸出品、個人を識別します。
-
- ※貸出品マスタ、個人マスタに読み取り値(IDm、UID、バーコード値、QRコード値、磁気データ値)との紐付け情報が登録されている場合は、その内容をもとに貸出品、個人を識別します。
-
- ※読み取り可能なバーコード値は、使用するバーコードリーダー(バーコードスキャナー)の仕様に依存します。
- ※読み取り可能なQRコード値は、使用するQRコードリーダー(QRコードスキャナー)の仕様に依存します。
- ※読み取り可能な磁気データ値は、使用する磁気カードリーダーの仕様に依存します。
-
-
-
使用できるICカード、IDカード
-
使用できるICカード
フェリカカード FeliCa(フェリカ)規格準拠の非接触ICカード、FeliCaカード、FeliCa Liteカード、Suica、PASMOなど マイフェアカード Mifare(マイフェア)規格準拠の非接触ICカード -
使用できるIDカード(バーコードカード、QRコードカード、磁気カード)
- 以下の 1 または 2 のバーコード、QRコード、磁気データのものが使用できます。
-
- バーコード、QRコード、磁気データの内容そのものが下記の何れかの値のもの
- 貸出品コード(または貸出品コードと紐付けされているコード)であるもの
- 個人ID(または個人IDと紐付けされているID)であるもの
- バーコード、QRコード、磁気データの内容の一部が下記の何れかの値のもの
- 貸出品コード(または貸出品コードと紐付けされているコード)が含まれているもので、その値が固定位置から切り出し可能なもの
- 個人ID(または個人IDと紐付けされているID)が含まれているもので、その値が固定位置から切り出し可能なもの
- バーコード、QRコード、磁気データの内容そのものが下記の何れかの値のもの
-
- ※本システムで利用できる貸出品コード(または貸出品コードと紐付けされているコード)は、半角の英数字(ハイフンを含む)です。
- ※本システムで利用できる個人ID(または個人IDと紐付けされているID)は、半角の英数字(ハイフンを含む)です。
-
-
使用できるリーダー機器のタイプ
-
非接触ICカードリーダー/ライター
- キーボードインターフェース仕様(キーボードエミュレーション仕様)の非接触ICカードリーダー/ライター(※補足1)
- パソリ/PaSoRi(RC-S300、RC-S380)
- PC/SC準拠の非接触ICカードリーダー/ライター
-
バーコードリーダー(バーコードスキャナー)
- キーボードインターフェース仕様(キーボードエミュレーション仕様)のバーコードリーダー(バーコードスキャナー)(※補足1)
-
QRコードリーダー(QRコードスキャナー)
- キーボードインターフェース仕様(キーボードエミュレーション仕様)のQRコードリーダー(QRコードスキャナー)(※補足1)
-
磁気カードリーダー
-
補足1
読み取りデータをキーボード入力と同じイメージでパソコン側に送信する仕様の非接触ICカードリーダー/ライター、バーコードリーダー(バーコードスキャナー)、QRコードリーダー(QRコードスキャナー)、磁気カードリーダーなどが使用できます。(※どのメーカーの製品でも使用することができます。)
-
- (*1)貸出品情報の読み取り用としてパソコンに接続できるリーダー機器は1台のみです。
- (*2)個人情報の読み取り用としてパソコンに接続できるリーダー機器は1台のみです。
- (*3)パソコンに接続して使用できるキーボードインターフェース(キーボードエミュレーション)仕様ではない非接触ICカードリーダー/ライターは1台のみです。
- (*4)リーダー機器を使用する場合、専用のドライバソフト(リーダー機器のメーカー提供)のインストールが必要な場合があります。リーダー機器の専用ドライバソフトのインストールについては、各リーダー製品の取扱説明書をご確認ください。
- (*5)PC/SC準拠の非接触ICカードリーダー/ライター製品のすべてが使用できることを保証するものではありません。
- (*6)パソリとNFCポート(FeliCa ポート)を同時に使用することはできません。
- (*7)リーダー機器のOS対応状況については、各リーダー製品の仕様をご確認ください。
-
-
その他
-
貸出返却処理での貸出返却品の入力について
- 貸出返却システムで貸出返却処理を行う際、1人に対して貸出返却対象として1度に入力できる貸出返却品の件数は30件までです。
-
- ※1人に対して30件を超える貸出返却を行う場合は、まず30件分の貸出返却対象品を入力して確定させてから、あらためて31件目以降を貸出返却対象品として入力する必要があります。
-
バーコード印刷(ラベル印刷機能)について
- 貸出LANマネージャー11 のラベル印刷機能で印字できるバーコードの種類は、1次元バーコードの CODE39、NW-7 です。
-
- ※貸出LANマネージャー11 のラベル印刷機能でQRコードの印刷はできません。
- ※貸出返却画面では、貸出LANマネージャー11 で印刷したバーコード(CODE39、NW-7)以外のバーコードでも読み取りが可能です。読み取り可能なバーコードは使用するバーコードリーダーの仕様に依存します。
-
エクスポート機能のExcel(エクセル)形式について
- 貸出LANマネージャー11 のエクスポート機能のExcel(エクセル)形式で出力されるファイルの形式は、Excel 97-2003 で使用されている形式(拡張子がxls)です。
-
- ※エクスポート機能のExcel(エクセル)形式で出力されたファイルは、Excel 97以降のバージョンで開くことができます。
-
-
お見積もりのご依頼はこちら
-
製品カタログ、体験版ソフトはこちら
-
バーコード/QRコードシール、バーコード/QRコードカードのご用命はこちら
-
各種リーダー機器についてはこちら